若者が投票しても無駄らしい
若者全員が選挙に行っても高齢者の方が人数が多いから、結局高齢者優遇の政治家が勝つ。だから若者は投票しても無駄──というのを聞くが「はいそうですね。選挙行くのやめます」というのは思考停止じゃないか。
少し考えればわかる。若者が投票すればするほど無駄にならないことくらい
僕は毎回の選挙で投票する。決して意地ではない。なぜなら僕は若者が選挙に行くべき真の理由・意味を知っているから。
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20代の僕は毎回投票する
政治に文句を言いたいから投票する──という理由もあるが、別に投票しなくても文句は言える。
ただ投票しないのにいっちょ前に文句を言うのは「今日何食べたい?」と聞かれて「なんでもいい」と答えたのに、魚料理が出てきたら「えー。肉が食べたかった」と言うガキに感じるので、やはり政治に文句を言いたいなら投票に行くのが筋だ。
まあでも政治に文句を言うため以上に若者が投票すべき理由がある。
それは政治家に若者が票になるお客様と示すためだ
投票率を上げる重要性
自分が政治家なら、どういう人たちを大事にする?
ぶっちゃけ自分に投票してくれる可能性がある人だ
ではその投票してくれる可能性がある人たちをどうやって知ろうか。僕なら投票率を気にする。
投票率が高い世代ほど、自分に1票を入れてくれる可能性があるわけだから、当然その人たち向けの政策をアピールするだろう。だから日本では高齢者が優遇される。岸田内閣を見ていてもそれは顕著だ。
政治家にとって高齢者はそれほどお得意様。大事なお客様なのだ
だから若者も政治家にとって、お客様に思ってもらえるように投票率を上げていこうってこと。
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投票率が上がれば若者も無視はできない
どんなに若者が投票しようと、確かに高齢者の方が票は多い。だが、若者の票も無視できない存在になれば必ず若い世代に合わせた政治家が出てくるはずだ。
どの政党の候補者だろうとね
そうすれば若い世代と高齢者、与党だって双方にバランスをとった政策を実行するんじゃないだろうか。
投票してくれない世代を大事にできるか?
政治家だって人間だ。ぶっちゃければ投票してくれる人たちが可愛いだろう。大事にするさ。
だから尚更、若い世代の投票率を上げる必要がある
極論だが、10代~30代の9割が投票するようになったらどう感じるだろう。今まで高齢者の票で当選していた議員は恐怖を感じるのではないだろうか。
高齢者も大事にしつつ、若者へも意識が向くだろう。だって政治家は人間だ。自分の首がかかっている。自分の生活がかかっている。票のためならなんだってするだろうさ。
若者はどこに投票すれば良い?
政党ではなく、人で選んで投票しよう──これは僕が今でも覚えている高校時代の教師の言葉だ。授業のことはほとんど忘れたが、これは忘れられなかった。
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政党ではなく人で選ぶ
なぜ政党ではなく人で選ぶのか。それは自分と考え方の合う政治家を国会に多く送り込んだ方が、自分の考えが反映されやすいからだ。
今の主な政党で一枚岩と言えるほど、全体の方向性が決まっている政党はないと思う。人数が増えるほど意見が増える。党内でも考えは割れるだろう。
それに政党名だけで選ぶと、自分にとって不都合な場合もある
たとえばあなたは夫婦別姓を望んでいる。で、なんとなくA党が良いと思うからとりあえずA党の候補者にいれた。しかしそのA党の候補者個人は夫婦別姓に反対だった──そういうケースもある。政党の考え=候補者の考えとは限らない。
候補者アンケートで主張をチェックしよう
政党の考えと候補者個人の考えが一致しているのかどうか。また、あなたと一番近い政治信条の人は誰なのか。それらを知るためにも候補者アンケートはチェックすべきだ。
選挙の度に「〇〇選挙 候補者アンケート」と検索すればページが出てくるだろう。
そのアンケート結果を見て政党ではなく、人で選ぶんだ
ガーシーの当選は若い世代が投票した結果
ガーシーなんて高齢者のほとんどは知らないだろう。きっと当選したことも知らない。そして彼は選挙期間中に日本にいたわけでもないのに当選した。
ガーシーの当選が良いか悪いかは別にして、これは快挙だと思っている。だって若い世代の票が集中した結果、立民の著名議員が落選したのにガーシーなんかが当選したのだからww
若い世代が選挙に行くと少しずつ政治家の顔ぶれも変わっていく。
そんな可能性をガーシーの当選からは感じた
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