Ｊ２リーグ第３４節、ＦＣ町田ゼルビアと栃木ＳＣの試合レビューなどです。
栃木戦で町田ファン・サポは”傲慢”だった
栃木は町田にとって「ラスボス」。
まあ、過去の戦績からしてそう例えたくなるのはわかります。
しかし、それはおごりでした。傲慢さです
その気持ちはないかもしれないけど、客観的に見たらどうでしょう？
「栃木以降の試合はなんでもないのか」と、思われても仕方ないです。
栃木が最大の山場、という気持ちでラスボスと例えたのだと思いますがこの後の藤枝や長崎だって、全試合重要です。
全試合ラスボスだ
サッカーにおいて簡単な試合はありません。
ドイツだって１－４で負けることがある
首位チームが最下位に負けることだって別に珍しくない競技、それがサッカーです。
だからこの後の下位との試合だってラスボス戦の気持ちで挑まないといけない。
ましてや相手は残留のためにこれまで以上の力を発揮するかもしれません。
今一度、兜の緒を締める時です
そういう意味では栃木に勝って鼻が天狗にならなくて良かったかもしれません。
栃木戦はやれることはやり切って勝てなかった
僕はこの試合、やれることはやり切ったと思います。
システムを変えて攻撃選手も入れて最後はパワープレー。
手持ちにある手札、すべて使い切ったと言ってもいいです。
でも、デュークや藤尾のように前で張れる選手がいないのが痛かった。
あそこまでやって勝てないのは栃木の守備が上回ったと評価すべきでしょう。
ナカシをもっと早く入れていれば・・・という意見も見かけますが栃木の堅守が崩せていたかは分かりません。
納得のいく負けだった
負けて悔しい気持ちはありますが、自分は相当苦しい試合になると考えていました。
過去の相性の悪さはもちろんですが、攻撃的な戦術はエリキがいて、デュークがいて、藤尾がいて、平河がいて成り立っていた部分がほとんどです。
だから攻め手は相当限られるだろうと
そんな中相手はあの守備力ですし、ＧＫも良い反応していました。
だからよくてスコアレスドローかなと。
”ラスボス”相手に装備不足で勝てたら大したものですよ・・・。
町田はまだ何も成し遂げていないチームだ
我々は去年１５位のチーム。
天皇杯だって甲府や熊本のように目立ったこともない。
Ｊ２で絶対的な存在だったかと言われればそうでもない。
今季は新体制になったといえ、開幕前に町田を首位・昇格予想に上げていた記事は少数派です。
首位予想は贔屓でない限り見ていない
今たまたま首位にいる。それくらいの気持ちでいた方が良いです。
我々は首位でもチャレンジャー。これからも１戦１戦に集中しましょう。