初めて小説を書こうとしているあなたへ向けて書いていきます。ですから40代の人でも参考になります。
目次
初めて小説を書こうと思っている中学生・高校生へ
僕は中学2年生の頃、小説家になりたいと思った。大人になった僕は今webライターをやっている。
書くことを仕事にしているという点では同じなので「ああ、夢はそれなりに形になるものだな~」と、感じている。
だがやはり小説家になりたくて今でも小説を書いている
これまで長編3作品で50万文字。短編を50作品以上書いてきた。
そしてもう自分で出版してしまえと思って短編小説をいくつか出版した。
出版した話はこちら
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ネットで公開しているだけでなく、電子と紙の書籍が出ているので一応作家と名乗っても良いかと、勝手ながら思っているw
まあ、そんな僕が初めて小説を書こうと思っているあなたに言いたいのは「今すぐ書きなさい」ということ。
ちなみに僕が出版している小説はこちらのページにまとめています
小説は今すぐ書きなさい
いつか小説を書こうと思っている。
人生経験を積んだら。大学でもっと勉強してから。
もっと本を読んでから。小説の書き方を学んでから。
なんて言い訳は良いから、とっとと初めての小説を書こう
設定は考えなくていい
もちろん設定はしっかり考えるべきだ。そして文字に起こすべきだ。
しかし初めての小説は別にそこまで設定を形にしなくても良い。頭の中でぼんやりと浮かんでいるなら、そのまま書いてしまえ。
どうしても設定を書きたいならメモのように、ノートに書いても良い。
とにかく大事なのは「設定ができてから書かないといけない」と、思いこまないこと
小説の設定で精一杯になり満足していつまでも本編を書かない。という初心者作家をたくさん見た。
いつも大層な設定を聞かされていた僕は「それで君はいつそれの1話を書くんだ?」と内心思っていた。
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思いついたまま自由に書こう
「いやいや設定もできていないのに小説なんて書けない」
そう思うならそれは思い込みだ。勘違いだ
だって、君は作文を書くときに設定を書いたのか?頭の中にすでにシナリオが、書きたいことがあるなら書けるさ。それなのにいつまでも設定だの、勉強だの言ってるのは小説を書くのが怖いだけ。
何をそんなに恐れている?上手い下手とか気にするな。
そもそも誰も読まない。読んでもなにも言われない。批判されたら大したもんだ。
まずは自由に書きたいように書いてみてよ
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4割の完成度で良い
いきなり完璧な小説を書こうとする人がいる。しかしそんなこと、人間にはできない。
僕も未だ、完璧に書けた小説はない。同じ小説を何度も繰り返し書き直して完成度を上げている。
つまり、書き直せる小説がなければ完璧な小説など書けない
まずは初めての小説を4割の完成度で良いから完結させてみよう。
初めての小説は完結が目標
小説を書く初心者にいつも言っているのが「小説をとにかく完結させよう」ということ。
納得がいかなくても、書くのをやめたくなってもとにかく完結させる。物語にオチをつける。
完結させることは小説が上達するコツだと思っている
書き途中の物語、更新が止まった世界を積み上げるよりも、不格好で良いから完結した物語を積み上げてほしい。
小説を完結させるたびに君の自信になる。そうして書けるようになったと錯覚していく。
1つも書き終えた作品がない作家など、作家ではない
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結局小説を書けずに終わる人の特徴
僕の経験からして設定作りに凝りすぎる人、書いてもいない内容を誰かに語る時点で満足してしまう人は小説を最後まで書けない。
手を動かさず口ばかり動かす人は論外として、設定にハマりすぎるのも考え物だ。確かに長編小説の場合は設定がメインという考え方もあるのだが、本編を形にする前に燃え尽きる人は多い。
自分も正直キャラの名前だったり、技の名前だったりを考える時が楽しくてハマってしまう。だからどこかで自分に問いかけてほしい。「あれ? 私は設定を書きたいんだっけ?」と。
せっかく設定を作ったならぜひ結末まで書いてほしい
10代の頃に小説を書きまくろう
10代の頃に書いた分だけ20代以降、自分の小説に良い影響を与えると感じている。良い影響というのは表現だったり、長い文章を書くスタミナだったりだ。
若い時に書いた分の貯金が、その後の小説活動で活かされると言っても良い
何しろ10代なら自由に好きな物を書いて投稿しても別になんの恥ずかしさもない。しかしいつまでも書かないで気がつけば30代。その時10代の頃でも書けたような小説を書くのは、なんだか「自分に対しての申し訳なさ」がないか?
どうしてもっと早くから書かなかったんだろう。書き出してしまえばあっという間に書けるのに。なんて後悔を5年後にしたくないなら、今すぐメモ帳アプリにでも良いから書きなさい。
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