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黒田ゼルビア新システムで徳島にリベンジ!高橋大悟が守備の司令塔として輝いた

アオキ

ライター・作家として活動中。当サイトでは個人の感想や見解などを書いています。

勝てていなかった徳島にリベンジ!

やっぱり黒田ゼルビアはこうだよな、という動きを今週は選手たちがしていました

黒田ゼルビア新システムで徳島にリベンジ

平河が累積で出場停止。代わりは高橋大悟でしたが、その布陣が新しい・・・正確には今季の開幕仙台戦で使った4231のフォーメーションでした。

まさかのデュークベンチで驚きましたが、このシステムでの戦いを見れば「藤尾に求めたもの」というのが見えましたし、デュークがベンチスタートだったのも納得でした。

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強かった千葉と弱かった町田ー勝者のメンタリティはどこへ行ったのか

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黒田監督が1トップの藤尾に求めたもの

試合前後のインタビューでも言っていましたが、ようは藤尾の方が引き出しが多いという印象ですね。

流動的にサイドでもやれますし、パスも出せる。シュートはうまいし、ボールを持っていないときの動きなど、デュークに比べると万能的です。

個人的にデュークもパスはうまいし、周りを活かす動きもできると評価しますが、裏への動きや流動的なプレーは藤尾の方が良いでしょうね。

それぞれ良さがありますが、同じく流動的に動ける高橋大悟をトップ下に置き、エリキをウイングで使う場合は、1トップ藤尾の方が相性が良いかもしれません。

守備時は3トップで徳島のビルドアップを封じる

徳島は3バックのシステムでした

最終ラインのCB3人に対して、いつもの2トップだとプレスがかわされやすいです。

ですが4231の場合、ウイングのバイロンとエリキがそのまま前に出れば433のシステムに簡単に変化できます。

この3トップのプレスで徳島のビルドアップを上手く抑えていました。

また、守備時は大悟と藤尾がポジションを交代するなどして、大悟が先陣切っていることが多かった。

たまに4トップみたいになってさらにプレスを激しくしている守備などもあって、押していました。

「黒田ゼルビアのサッカーはこれだよこれこれ」と、攻めの守備からの早い攻撃が見れて良かったです。

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後半からデュークというオプション

リード時の後半にデュークを入れるとセットプレーの強度も上がり、クリアボールも競ってくれます

エリキも残しておけばその二人で点を取れるので、相手に脅威を与えつつ守備固めができるんですね。

攻めでは藤尾・守備ではデュークという使い分けができていてそれぞれの良さも出せますし、今後も4231ありかなと、思いました。

贅沢な使い方ではありますが、新たなオプションが増えました。

高橋大悟が守備の司令塔として輝いた

大悟、10番ですしチーム内でのキャラも良い印象なので試合で活躍してほしいと思っていました。

今日は出番をもらって気持ちが入ったプレーを見せてくれましたが、特にコーチングが良かったと感じます。

プレスにいくか、いかないかを大悟が指示を出していて、まだ迷いが見えるバイロン・鈴木の右サイドにはそれが効果的だったように見えました。

キャラの良さでコーチング能力が活かされる

「プレスにいけよ」と指示を出すにしても、普段からお互いの関わりが薄いと効果的ではないでしょう。

むしろ迷うかもしれません

しかし、大悟のようなコミュ力お化け(に見える)が指示をすれば、受け手もスムーズに従える。

ようは、信頼ですね。信頼がなければ実行できません。

みんなから慕われているであろう彼だから、司令塔として輝いていました。

試合後の松井くんとの絡みは尊かったww

途中交代の藤原も安定感あるプレーで頼もしい

藤原がジュラトに代わって入るのはこれが2度目でしょうか?

最近はスタメンでやっていたこともあって、安定感ありましたね。

持ち運ぶ良さも出ていて近代的なCBは藤原かなという印象。

とはいえジュラトの空中戦で負けない感じも魅力。

この辺りは選ぶのが難しいですね

グティも良い守備しますし、選手層が厚いです!!

右サイドは前節より良かったがもっと良くなる

大悟のコーチングもあって、右サイドも黒田ゼルビアの守備ができていました。

それでもまだまだですね

平河・奥山のコンビに比べるとまだ相手に狙われていると感じました。

今のゼルビアの穴というか、相手からの突破口がそこになっているのでまだまだ伸びしろがあります!

唯一の課題は決定力か

柿谷が二刀流でGKまでやっていたので()2点分防がれましたが、それ以外でも決定機はありました。

でもチャンスを多く作れたことは収穫ですが、エリキの決定力に助けられています。

あと藤尾がほんとシュートもうまくて、ほぼほぼ枠にいくので心強い。

今回は相手に流れがいくまえに点が取れたので勝ち方としては上手いなと思いますが、上を目指すなら決定力も底上げしたいですね。

『5』に感謝

サポーターのみなさん、粋な演出ありがとうございました!!

感動しました。きっと、いや絶対に届いていたと思います。

背番号12と共に『5』も輝いていました。

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