親ガチャ論争的な話・・・ではないです多分。
働いたら負けとは?
「働いたら負け」とは「ニート」という言葉と同時に世に出てきた。
フジテレビ系の情報バラエティ番組である「とくダネ!」 にて、2004年9月に放送されたニート特集でニートとされる男性(通称:ニート石川)が残した名言「働いたら負けかなと思ってる。」 (この後に「今の自分は勝ってると思います」とも発言)から来た、一種の堕落した思想のようなもの。
働いたら負け - ピクシブ百科事典
ちなみに元ネタはこちら
働いたら負けが笑えなくなってきた
働いたら負け──2004年当時では笑われて馬鹿にされていた言葉だろう。
20代後半の筆者が中学生・高校生の頃も働いたら負けという言葉はある種の冗談だった。
しかし令和の今、この働いたら負けが笑えなくなってきたように感じる。
真面目に働く人が馬鹿を見る時代
上級国民と呼ばれる人は悪いことしても退職金満額もらって、某議員は怪しいお金をもらっている。
そう、世の中悪いことしてお金をもらってるやつが本当にいる。
僕が子供の頃アニメで見たような、まさに絵に書いたような悪党がいるってこと。
そんなやつより真面目に長時間働いてる人の方が低賃金。
うん、働いたら負けじゃん?
働くほど低賃金?
一方真面目な世界を見ても、週4日を導入していく大企業がある。マイクロソフトとかヤフーとか。
下手したら週6日で働く人間がいるけれど、彼らはそんな労働者よりも高給取りだろう。
長時間働く人間よりも、短時間働く人間の方が給料は高いのだ。
うん、働いたら負けじゃん
秒で億を稼ぐ世界もある
さらに違う世界──投資家を紹介する。
まあここではトレーダーなんだけども、僕のTLには数名のトレーダーのツイートが流れる。
彼らのツイートを見ているとスマホをポチポチするだけで、月に稼ぐような金額を秒で稼いでいる。
働かざるものなんとやら。そんな言葉、もう息をしていない。
宝くじを買ってみた話
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宝くじを150枚買った結果。福連100は2度と買わない
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ゆたぼんは時給30万円
この記事を書いたきっかけのツイートはゆたぼんだ。
2020年にとある視聴者が、ゆたぼんへ学校へ通うように勧めるやり取りなのだが・・・
とまあ、見ていて悲しくなるやり取りである。
努力をしなかったら負けのままかもしれない
ふつうに働かない人間の方がお金をもらっている
まあ、マジレスをすれば政治家も上級国民もそこにいくまでに努力をしている。トレーダーもそうだ。彼らは多くの物を犠牲にしている。YouTuberだって誰にでも真似できることじゃない。
だから結局、「努力をしなかったら負け」なのだ。
時給が月給の人間は並大抵ではない努力もして、あらゆる物を失ってもいる。
毎日のように通勤して働いて月に20、30万の給料をもらう僕らと、時給が月給みたいな人間の違いはなにか?
そう「お金を会社から与えられている」か「自分でお金を稼いでいる」かだ。
サボりは裏切らない話
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報われないあなたにも送りたい恩師の言葉「努力は裏切る。けど〇〇〇は裏切らない」
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自分でお金を稼ぐという思考
別に僕はゆたぼんに興味ないんだけど、言いたいことを言っていたので代わりにまとめてもらう。
働いたら負け・・・今の時代ではあながち間違っていない言葉かなと思う。
その、悪いことして金をもらってるやつがいるんだからね
ぶっちゃけ時給が月給みたいなやつを見ると、そう思いたくなるでしょ。
がむしゃらに働いたって正解じゃない。もうバブルなんてやってこない。
でも努力をしなかったら一生負けたまま
頭ではわかっているが正直、全員が自力で稼げるわけない。稼げるやつがいるってことは、稼げないやつがいるってことでもあるのだから。
勝者と敗者がいるのが資本主義。世の中見てればもう決着はついたかのような気もする。
どうせ負けるなら努力をして負けたいか。どうせ負けるなら何もしないで負けたいか。
それは自分で決めればいい
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・・・にしても。大卒で15年勤務して月30万ってまじかね?
若者にとって希望なさすぎだろう。しかも〝こんなに〟って悲しくなるからやめてくれ。