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黒田ゼルビア必然の逆転負け!黒田監督の弱点『アクシデント』で流れを渡した清水戦

アオキ

ライター・作家として活動中。当サイトでは個人の感想や見解などを書いています。

J2リーグ第31節、アウェー清水エスパルス戦を振り返ります。

黒田ゼルビア必然の逆転負け

名将、野村克也さんの名言があります。

「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり」

このブログでもたびたび登場する言葉ですww

町田にとって今日の負けは不思議ではありません

当然、いや必然と言って良いほどの逆転負けでした。

それくらい”負けの匂い”が漂っていた。

それは今季の負けパターンと同じだったからです。

黒田監督の弱点『アクシデント』で流れを渡した清水戦

黒田監督はアクシデントに弱いと、ここまで見てきて感じています。

それはアウェー徳島戦が象徴的でした。

徳島線の記事はこちら

まあ、アクシデントが得意な人はいないと思いますがね?

あまりにも”予想外に弱い”印象を黒田監督からは受けます。

おそらく勝ちへのプランを組み立てて臨んでいるので、少しでも計算がズレると総崩れ、みたいな感じでしょうか。

今日もエリキの離脱は痛かったですが、それだけが原因で負けるようなアクシデントではなかった。

十分修正できるチャンスはあったのに、1点を返されてからずるずる逆転負け。

遅すぎたデュークの途中投入

エリキが負傷したのは前半23分。なのでここはバイロンで良いと思います。

藤尾をサイドにしてデュークという選択肢もありますが、残り時間帯的に適性ポジションでプレーさせたいところ。

翁長もいますが、カウンターを狙いたいのでやはり推進力があるバイロンかなと。

問題なのは後半ですね

エリキが下がり防戦になってからポープのボールは藤尾に納まりません。

ほぼすべて清水ボールになっていて、バレーボールのサーブじゃないんだからと・・・笑

あの出来を見ればもう藤尾はハーフタイムで下げて良かった気がしますね。

結局デュークが入ったのは後半の40分ですもんね。。。

勝ってる時の采配じゃないんだから! もっと早く入れないと!

清水DFはエリキが下がってから町田のこと全然怖くなかったでしょう

その怖さがないことで相手は気持ちよく攻めて来れた。

それが全くアウェーの徳島戦と同じ(あの時は数的不利だったけども)。

前への圧力がなくなったもんだから、これでは守り切れませんよ。

「あー。これ耐えきれずそのうちやられるやつだ」と、僕は既視感がありました

ちなみにデュークもっと早くに欲しかったなとツイートしたら、デューク本人からいいねを受けましたw

本人も早くからプレーしたかったんじゃないでしょうかね・・・。

エリキは抑止力になるから守備で必要

エリキは確かにプレスとか、戻って来るの速いですけど直接的には守備強度ありません。

むしろ彼はピッチにいるだけで、守備として成り立っているのです。

エリキがいると万が一のカウンターを相手は警戒します

だから攻めつつも常にそこを考えないといけない。

ある程度リスク管理した上で攻めてくる。だから町田は守り切れるんです。

奪ったら前線にクリアすれば、エリキがなんとかマイボールにしてくれることもありますからね。

関連記事:ジェフ千葉戦で見えた黒田ゼルビアの核!96分走れるエリキを下げてはいけない

で、今日はそれが出来る選手がいなかった

藤尾に期待しましたが、清水DF陣には歯が立たず・・・悔しかったでしょうね。

だから抑止力になり得たデュークをもっと早く見たかった

黒田監督の教え子優先采配に触れる

みなさん薄々感じている人もいるかと思います。

ただ、勝っていたから触れなかったでしょう。僕もそうです。

でも負け始めるとこういった話題も出てきます。

TLで見かけたので僕も良い機会なので触れておきますw

黒田監督は教え子をピッチに残したがる?

教え子だからある種の特別扱いは良いと思います。

でも出来がいまいちだと、こういった不満も出てくるでしょう。

バイロンもそろそろチームにハマってほしいところ。

宇野君も今日は見ていて厳しさを感じた

もともと松井君のカバーで助かっていた部分もありますが、今日はさすがにそこまで手が回らなかったでしょう。

藤原を前に出して宇野君と松本を交代しても良かったと思う。

ただ黒田監督も不満が出ることを承知で愛弟子を信頼しているんだと思う。

だから僕のような声を結果で黙らせてほしい

関連記事:強かった千葉と弱かった町田ー勝者のメンタリティはどこへ行ったのか

藤尾に感じたキルアゾルディック味

何言うとんねんという感じですが、キルアって見切りが早いことをビスケに弱点として指摘されていますよね。

僕はそれを藤尾にも感じるんですよね

諦めが早いというか、VARないのにオフサイドが際どいパスも追わなかったり、競り合いも同じく。試合中勝てていない相手とは競らないとか。

大悟のように無理してでも競ることはしない。

まるで来たばかりの頃の藤尾でした

彼は試合の中「このDFには勝てないな」と思ったら、わりと早く個人としての競り合いを諦めちゃうんじゃないかって、感じます。

逆に「行ける!」と判断したら磐田戦のようにぐいぐい行くんでしょうね。

前半なんどもロングボールを競って負けたのが、藤尾のメンタルに効いていたかもしれない。

・・・さて、次節は好調の山形です。レオが町田に帰ってきます。

こんな流れでこの試合を迎えるのもまた、何か試練味を感じますw

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